Amber アンバー | ブロックプリント生地・布小物のお店

2025/02/10 15:31

今回は、私がインドを旅してブロックプリントの工房が立ち並ぶサンガネールを訪れた時の様子をお届け致します。

ブロックプリントの手彫りって?一体どこでどうやって作られているんだろう?
正式名称は「ハンドブロックプリント」ですが、ハンドブロック=手彫りの木版 という意味です。
この木彫りのスタンプが作られているストリートがあるという情報を耳にし、訪れてみました。

ジャイプールからタクシーで40分ほど南へ行ったところにサンガネールというブロックプリントの産業が盛んな街があります。
タクシードライバーにここだと言われ、タクシーを降りてみても、一見普通のインドの街並みで想像していた布で溢れている様子はありません。
どこが木彫りストリートなんだろうとウロウロ彷徨って入った路地、華やかな様子はなく、古い建物が立ち並ぶ地味な路地の一角にそれっぽい作業風景を見つけました!
え?ここで?すごい(笑)、驚きの光景でした。
職人さん達が剥き出し状態の建物の中、木板に囲まれながら木を削り、ペンでデザインを木材に描き、一つずつドリルのような機械と彫刻刀で彫っていき、スタンプを仕上げているのを目にする事ができました。
一つの生地が出来上がるまで、一体どれ程の手間と時間が掛かっているんだろう、、、
と、新ためてブロックプリントの生地の魅力と貴重さを感じた場所でした。

機械ではなく、全ての工程が手仕事で作られていく温かみを感じられるブロックプリントの世界。
完璧ではないのが魅力の一つ。

まだまだ、ブロックプリントの世界を追求していきます。
インドとブロックプリントの旅のキロクも更新していきたいと思っております(^-^)/

「ブロックプリント、木彫りストリート」の巻でした。